# Changelog - Version 8.5.6-e ## 変更点 ### php-fpm コンテナのマウントを PVCルート → /var/www に変更 従来、php-fpm コンテナには PVC の `html` サブパスのみが `/var/www/html` にマウントされており、PVC上の他のディレクトリにはアクセスできませんでした。 **対応**: php-fpm コンテナには PVC の**ルート**を `/var/www` にマウントするように変更しました。 - `/var/www/html` — 公開フォルダ(nginxが配信するWebルート、従来どおり) - `/var/www/<任意>` — **非公開ファイルの格納先**(PHPから読み書き可能だがWebには公開されない) nginx コンテナは従来どおり `html` サブパスのみをマウントするため、`html/` 以外のディレクトリはWebサーバーのファイルシステムに存在せず、公開されることはありません。設定ファイル・秘密鍵・アップロード受け皿など、公開したくないファイルの置き場として利用できます。 ### Composer導入先(/composer)を使い捨て領域に変更 v8.5.6-c/d では `/composer` をPVCの `composer` サブパスに永続化していましたが、このマウントを廃止しました。 `/composer` はコンテナローカルの**使い捨て領域**となり、Pod再起動のたびに `composer install` でクリーンに再構築されます。万一不正アクセスで `vendor/` 内にマルウェアを書き込まれても、再起動で消滅します。 - 永続化したい場合は `composer.workingDir` に `/var/www/composer` など `/var/www` 配下を指定してください。 - 再起動ごとにパッケージの再ダウンロードが発生します(クリーン環境維持とのトレードオフ)。 ## アップグレード手順 ```bash helm repo update helm upgrade <リリース名> cafepieters/phpfpm --version 8.5.6-e -f values.yaml ``` ## 互換性 - autoloadパスは変わりません: `require_once '/composer/vendor/autoload.php';` - PVC上に残っている旧 `composer/` サブパスのデータは、今後は `/var/www/composer` として見えます。不要であれば削除してください: ```bash kubectl exec -c php-fpm -- rm -rf /var/www/composer ``` --- **リリース日**: 2026-07-19 **担当**: プロサーバーエンジニア(Claude)