# Changelog - Version 8.5.9-b ## 新機能 ### アップロード最大サイズを values.yaml で設定可能に 大きなファイルのアップロードが失敗する問題(nginxとPHPそれぞれに別々のアップロード上限があり、片方だけ上げても失敗する)に対応するため、`uploadMaxSize` パラメータを新設しました。 #### 主な変更点 1. **values.yaml** - `uploadMaxSize: "100m"` を追加(デフォルト100MB) 2. **templates/configmap.yaml** - nginx設定に `client_max_body_size {{ .Values.uploadMaxSize }};` を追加 3. **templates/deployment.yaml** - PHP-FPM起動時に `/usr/local/etc/php/conf.d/99-uploads.ini` を生成し、 `upload_max_filesize` / `post_max_size` に同じ値を設定 - 常時適用(他機能の有効化状態に依存しない) 4. **README.md** - パラメータ表と、nginx/PHP両方に反映される設計についての注記を追加 ## 背景 nginxの `client_max_body_size` だけを上げても、PHPには独自の `upload_max_filesize`(デフォルト2M)/ `post_max_size`(デフォルト8M)という別の上限があり、nginxを通過した後にPHP側で無言で失敗するケースがありました。この2つを同じ値で連動させることで、設定漏れによる失敗を構造的に防ぎます。 ## 使用例 ```yaml uploadMaxSize: "100m" # 大きな動画ファイルなどを扱う場合 # uploadMaxSize: "500m" ``` ## 互換性 - デフォルト値は `100m`(従来の暗黙の上限より大幅に緩和)。既存よりアップロード可能サイズが大きくなる方向の変更のため、既存環境への悪影響はありません。 - 大きなファイルをPHP側でメモリに読み込んで処理する場合、`memory_limit`(デフォルト128M程度)が別途不足する可能性がある点に注意してください。 ## アップグレード手順 ```bash helm repo update helm upgrade <リリース名> cafepieters/phpfpm --version 8.5.9-b -f values.yaml ``` --- **リリース日**: 2026-08-06 **担当**: プロサーバーエンジニア(Claude)